アメリカの不思議な学校行事『パジャマデー/Pajama Day』とは？

本記事は、アメリカの学校の不思議な学校イベント『パジャマデー/Pajama Day』についてご紹介します。

日本人には馴染みのないこのイベント、アメリカの学校では定番の楽しい学校行事のひとつです。

そんな疑問を持つ方へ向けて、今回はパジャマデーについてご紹介したいと思います。

アメリカの学校行事『パジャマデー』とは？

パジャマデー（Pajama Day）は、アメリカでは一般的な学校行事のひとつ。

この日は、パジャマを着て登校していいっていう日なんです。（行事といってもただそれだけ）

これは強制ではなく、あくまで自由参加の行事です。参加したい生徒は、各自パジャマを着て登校します。

この行事、はじめは冗談かと思いましたが、当時プリスクールに通う長男を半信半疑のままパジャマ姿で登校させたら、まず驚いたのが先生たちもみなさんパジャマ姿だったことです。

全身、キメキメのパジャマ姿の担任と副担任が出迎えてくれたからびっくり。
担任はサンタ風パジャマ、そして副担任はもちろんそう…トナカイパジャマで。
（パジャマデーはクリスマス直前に開催されました）

子どもたちもみんな、勝負パジャマで登校です。
冬だったので、パジャマの上からかわいいローブを着た子が多かったですね。ルームシューズの子もちらほら。
とにかく共通していたのは、みんな可愛らしい、きれいなパジャマだったこと。

ヨレヨレの着古したパジャマだったのは息子だけだったかも…(^_^;)
知っていれば、私も勝負パジャマを用意したのに…と思った瞬間でした。

長男のプリスクールは教会が運営する学校だったんですが、当日送られてきた写真にはクラスのみんなが楽しそうにパジャマ姿でチャペルで歌う様子が写っていました。
シチューエーションがなんともシュールでお気に入りの写真です。

『パジャマデー』は子どもたちだけのイベントじゃない！？

このパジャマデー、実は子どもだけのものではありません。
なんと、大人の世界にもこのパジャマデーは存在します。

毎年、4月16日はNational Wear Your Pajamas To Work Dayとなっていて
この日は職場よってはパジャマでの出社が認められているのです。

子どもたちのパジャマデーはただ楽しむために開催されますが、
大人のパジャマデーは前日の15日がアメリカでのタックスリターン（確定申告）締め切り日であることが関係しています。

前日忙しかった人のために、この日はパジャマのまま、ボサボサ頭のまま出社して大丈夫ですよ、
ストレスから解放されてリラックスしましょうっていう日なんだそうです。

なんともアメリカらしい、遊び心のある日ですよね！

※オフィスでパジャマ出社が認められているかは事前に要確認です！！
　ちなみに夫のオフィスにはパジャマデーは存在しません笑

学校のパジャマデー、どんなパジャマを着ていけばいい？

このパジャマデー、もちろんどんなパジャマを着て行っても構いませんが
アメリカの子どもたちはみんなかわいいパジャマを着てくるんだな〜というのが私の感想です。

パジャマデーの存在を知ってから、子どもたちのパジャマを購入するときは学校に着て行くことも想定して選ぶようになりました。

学校にもよりますが、パジャマデーは年に数回開催されます。
子どもたちの学校がたまたまそうだっただけかもしれませんが、特に冬に多く開催される印象です。
なので我が家では冬のパジャマは特に勝負パジャマを選ぶようにしています。

我が家の勝負パジャマをご紹介

さて、せっかくなので我が家の勝負パジャマをご紹介します。
S’more柄のパジャマと、トラ柄のローブです。

きょうだいでお揃いにするとそれだけでかわいい…と親としては大満足です。

おすすめパジャマ

アメリカのパジャマはかわいいものがたくさん。

パジャマデーにも着ていける、おすすめのパジャマをご紹介します。

まとめ

アメリカの不思議な学校行事「パジャマデー」のご紹介でした。
この日は、先生も生徒もパジャマで登校していい日。自由参加なので、もちろんいつもの格好で登校しても問題ありません。

もし思いっきり楽しみたいのであれば、パジャマを購入するときには学校にも着ていけるようなかわいいものを選んでおくのがおすすめ。
パジャマ以外にもローブ、ルームシューズ、アイマスクなどのアイテムはパジャマデーを盛り上げてくれますよ。

大人のパジャマデーは、
タックスリターン（確定申告）翌日の4月16日のNational Wear Your Pajamas To Work Day。
（※パジャマ出社が許されるかどうかはくれぐれも事前の職場への確認をお忘れなく！）